弁体

材質 | ASA ダイヤラックA |
充填材配合率 | GF10 |
製品重量(g) | 65.0 |
サイズ | φ60×35 |
形状・用途 | 配管・継手 |
業界 | 流体制御 |
詳細説明
こちらは、流体の流れを制御する重要部品である弁体に、ASA(アクリロニトリル・スチレン・アクリレート共重合樹脂)を採用した事例です。
弁体は、屋外や薬品を含む環境下など、長期間にわたって厳しい条件下での使用が想定されるため、材料には高い耐久性と安定性が求められます。ASAは優れた耐候性を持ち、紫外線や雨風などによる劣化や色あせが起こりにくいため、屋外使用に最適です。
また、耐衝撃性にも優れており、振動や物理的衝撃が加わっても破損や変形を防ぎ、安定した動作を維持します。さらに、耐薬品性にも優れており、酸性やアルカリ性の流体が通過する環境下でも、腐食やひび割れのリスクを抑制します。
加えて、ASAは成形加工性にも優れ、複雑形状の弁体でも高精度な再現が可能で、設計の自由度を大きく広げる材料です。こうした多面的な性能により、ASAは高性能かつ信頼性の高い弁体の実現に大きく貢献しています。