先端ノズル

材質 | PBT ノバデュラン |
製品重量(g) | 5.0 |
サイズ | φ20×10 |
形状・用途 | ノズル |
詳細説明
こちらは、工業用触媒装置の先端ノズル部に使用されている部品で、過酷な環境下でも信頼性を維持するためにPBT(ポリブチレンテレフタレート)が採用されています。
触媒装置のノズル部は、高温・高圧の化学反応流体と直接接触するため、材料には優れた耐熱性・耐薬品性・寸法安定性・機械的強度が求められます。
PBTは結晶性エンジニアリングプラスチックの中でも耐熱性に優れており、120〜140℃の連続使用にも十分に耐え、長期間にわたり形状の安定を保ちます。さらに、加水分解や薬品による劣化に強く、腐食性のある流体環境でも性能を維持できます。
また、ガラス繊維で強化されたグレードは剛性・耐摩耗性にも優れ、流体衝撃やスラリー摩擦に対して高い耐久性を発揮します。加えて、成形性が良く、精密かつ複雑な形状の部品も安定して量産可能なため、コスト・品質の両面で優れた選択肢となります。
こうした性能のバランスから、PBTは信頼性・生産性の両立が求められる触媒装置の先端ノズルに最適な材料として広く採用されています。